店を通さないでサービスしてという客
デリヘル嬢や風俗嬢の宿命というべきか、経験が長くなればなるほど店外への誘いが増えていきます。
よく客が使う誘い文句は「店を通さないほうが稼げるよ」。仕事をしてデリヘル嬢がもらえるお給料は、基本的に折半です。もちろん６：４など割合は店によって違いますが、客が１万円支払った場合５～７千円程度になります。それが店を通さなければ１万円丸々デリヘル嬢に渡ります。
客からしてみると予約する手間もなく二人きりで会えて、なおかつ好みのデリヘル嬢に全額渡せる。一見デリヘル嬢にも好条件な会話テクニックですが、実は彼女たちは困っていて、好かれるどころの話ではありません。確かに表面だけ見ると、手元に入ってくるお給料は増えるしお互いのためになると感じます。でも、彼女たちにとっては”損”のほうが多いかも知れないのです。
店を通すことのメリットは、何かあれば店が守ってくれる安心感が一番です。自分はそんな危険なことはしないよ！という人が大半だと思いますが、中にはデリヘルでは出来ない”本番”の強要目的に連れ出す人も多いといいます。時間制限もないですし、リスクを考えたら危険と損が増えるだけなのです。
一見「特別扱いしてあげてる俺」という、好かれることを前提にやっている行為ですが、デリヘル嬢には危険人物としてブラックリスト入りされているかも…。
ご飯にでも行かない？と誘う客
これはいわゆる「店外デート」です。①の店を通さないでサービスを受けようとするのとは違い、デート→あわよくばホテルまでという、食事やプライベートを重視したタイプの客の誘いテクニックです。エッチなことしようという会話ではないため、デリヘル嬢も「それくらいなら…」とＯＫしてしまうケースもあるようです。
でも、ある程度経験を積んだデリヘル嬢なら、店外サービスよりもこの誘い方のほうが危険なことは分かります。なぜなら、食事にいったあとホテルにいく流れになったら、プレイ代さえもらえない可能性が高いからです。確かに食事だけで帰られてしまえば客の負けですが、ホテルまで行ければそれはハプニング、偶然のこととして処理できるからです。
でも客側にも相当なリスクがあります。きっちり「払ってよ」という気の強いデリヘル嬢に当たってしまえば、食事にホテル代にプレイ代と高級店か！というほど搾り取られることになります。そもそも店外に誘うこと自体ＮＧですが、ダメ元でどうしても誘いたいという人は、「美味しいお店があるからいかない？用事があるからご飯食べるくらいの時間しかないけど…」と、その後何かする時間がないよとアピールしてみて下さい。絶対に安心できるという根拠を与えてあげるのが、デリヘル嬢に好かれるテクニックなのです。
あまりに誘いがひどい客は…
誘うこと自体もあまり良いことではありませんが、一度や二度程度ならデリヘル嬢もストレスなく上手く対処することができます。しかしそれがしつこく何度もとなると、成功率は下がるしデリヘル嬢には嫌われるし、何一つ良いことはありません。
客からすれば嫌がられても「そこまでいうなら１回だけ…」という言葉が一瞬でも聞ければデートできるわけですから、食いつかない理由はありません。しかし、人を選べるのが客側だけだと思ったら大間違い！実はあまりにしつこかったり危険だったり、自分がどうしても接客できないと思った客は指名禁止にすることができます。要するに、もう二度とそのデリヘル嬢とは遊べなくなるということ。
指名禁止になれば、プライベートどころか店でも会えないのです。誰がどう見ても好かれる以前の問題ですよね。誘うテクニックなどを磨く前に、いかに時間内で100％満足いく会話やプレイができるかを模索していたほうが良さそうです。
