本名や年齢、家族構成などを聞く
本名や年齢、家族構成などは、デリヘル嬢が聞かれたくないランキングワースト1位といってもいいでしょう。デリヘル嬢いわく、「色々なやり口で情報を引き出そうとする人がいるから怖い」とのこと。そう、誰しも「本名教えて」「本当の年齢は?」「家族は何人いるの?」と直接は聞いてこないでしょう。直接聞いてくる人は相当失礼な人です。
デリヘル嬢が怖がっているのは、回りくどく、巧みに聞き出そうとする人。
「源氏名は○ちゃんだけど、名前の由来とかあるの?」「好きな芸能人の名前から取りました」「へーっ、俺の名前は○っていうんだけど、由来は芸能人なんだw本名すら芸能人から取ったって酷くない?w」「そうですか?すごく格好いいと思いますよ!」「本当?○ちゃんの本名の由来ってどんなの?」「えっと、人に愛されるようにっていう意味で…」…一つの例ですが、これだとデリヘル嬢が知らないうちに本名のヒントを与えてしまうかもしれません。
業界が浅い子は、このような会話の流れがくれば答えてしまうでしょう。しかしある程度経験が長い子は、「これ本名聞こうとしてるな」と見破って、一瞬で客を自分のブラックリストに入れます。一発で嫌われて関係修復も難しいので、好かれるためには絶対やってはいけません。
デリヘル嬢の昼の仕事を聞く
デリヘルに限らず風俗店は朝から夜まで営業していますが、業界的には”夜の仕事”という位置づけです。毎日昼に出勤しているデリヘル嬢には昼の仕事はないと思いますが、毎日ではない、もしくは夜出勤しているデリヘル嬢には昼の仕事=本職があることが多いです。
「昼の仕事は何してるの?」という質問、実はあまりに多いのでデリヘル嬢はすんなり答えてくれます。そのように用意しているのです。その仕事が本当かは分かりませんが、仕事何してるの?と聞く程度では嫌われたりしません。ではなぜこの会話で嫌われてしまうかというと、深くまで詳しく追求するからです。
例えば「私普段はエステティシャンしてるんです」と言われ「そうなんだーだからマッサージ上手なんだね!」くらいならむしろ好かれる会話です。しかし「そうなんだー、1日何時間くらい働いてるの?何人くらいするの?職場どの辺?」など、突っ込んだところまで聞いてしまうと、本当の職業がエステティシャンであっても嘘であっても、この人個人情報を引き出そうとしてる!と不信感を与えてしまいます。
エステティシャンとして働いていない子だったら、嘘をつき続けることでストレスが溜まります。デリヘル嬢の昼の仕事は、いわゆる昔のアイドルが、たとえお肉が好きだったとしても「大好物はプリンです♪」とイメージを可愛くするために言っているようなもの。昼の仕事は聞いても大丈夫ですが、その後会話をしようとしてダラダラと深く聞いてしまうのはNGです。
住んでいるエリアを聞く
これもよくデリヘル嬢から不満を聞きます。「住んでるところここから近いの?」「買い物ってどこらへんでするの?」など、たとえ客側に悪気や下心がなくても警戒されるのが「住んでいるエリアを聞く・探る」という行為です。これは日常会話の一つなので何気なく使っているネタだと思いますが、デリヘル嬢によっては警戒して本当のことを喋ってくれません。客側は住んでいる住所を詳しく知りたいわけではなく、世間話の一つとしてやっているだけなんですけどね・・・。
でも、完全に聞いてはいけないというわけではありません。要は聞き方の問題です。
「住所どこ?ここから近いの?」というのはもちろんNGですが、
例えば「○に美味しいお店あるんだけど知ってる?」「知ってます!私も何回も行ったことあります」「じゃあその近くの○は知ってる?」「そこも知ってます!」という風に、デリヘル嬢に警戒されないように何となーく住んでいるエリアを絞っていきます。
例え聞きたいことがデリヘル嬢にとってあまりよろしくないことでも、聞き方次第で知らない間に情報を得られるということですね。